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2011年11月 6日 (日)

やっぱり自分がかわいい

先日突然御主人を亡くされた会社の同僚が、出勤してきた。

もう出勤してきたとは、私にとってはとても意外だった。

本人は”家に居るより、会社で忙しくしている方がいいから”というのだが、

<ずいぶん早い割り切りだなー!> と 思った。

忙しくしている方がというのは良く分かるけど、私の場合、今回の自分の置かれた状況を

知っている人に逢うのはしばらくの間嫌で、

挨拶に行くのもかなり時が経ってからじゃなかったかな。

人によって、いろいろなんだとつくづく思う。

 

出勤してきた同僚に、私は特別な言葉かけはせず、

普段どうりの仕事をしたけど、終わりに一応、声かけをしておこうと、

”どう! 大変だけどやっていこうね!” と 話しかけたら、

堰を切ったかのように彼女は話し始めた。

もともと話し好きな彼女ではあるが、

「待ってました!」なのか、

夫の突然の死を受けたショックの興奮がまだ抜けていないのか、

弾丸のごとく彼女の口から、言葉が飛び出てくる。

突然のことでまだ実感がないんだという事。

御主人の亡くなった時の様子。

おじさんから頂いた言葉のこと。

辛くなったら近くに居る娘さんの所に行っているということ。

       ・・・スゴイスピードで興奮した状態で、涙を流す事も無く一気に語る彼女。

 

話を聞きながら、初めのうちはウンウンと聞いていたが、

そのうち、同じ夫の死を体験した者同士だけど、

やっぱり、人によって、受け止め方も乗り越え方も違うなと思った。

色々声かけをしてくれたり、世話をしてくれたりする娘さんたちの話を聞いている時には、

<な~んだ!一人で苦しんでいるのと違うのか> と、

若干の嫉妬が有ったか無いのか分からないけど、

あの時も実家に行くことも無く、一人で頑張り通した自分に、

<一人で良く頑張ってきたよねconfident> って、心の中で言ってた。

大人げないけど、

  やっぱり、私は自分が一番かわいいらしい。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは (o^-^o)
私も半月位で職場復帰しました。
私はお家大好き人間で、彼はそんな私に付き合ってくれて、
だから”家”は彼そのものだったので、居るのが辛すぎました。
考えないようにする為にも仕事場は良かったです。
唯一彼が関わっていない空間だったと言える場所でしたから。
人目もあるので泣いてもいられなかったし
(トイレ休憩の時よく泣いてたけど)
元気もよそえた。

私も子供がいます、
一人ではない分助けられてるとは思いますが、
おめめさんが書いていた

  <夫婦の事は結婚生活がそうだったように、
    この悲しみも二人のものだから、
       一人で引き受けなければならない。>

この言葉がとっても印象に残っています。
だから子供に私の悲しみを押し付けるのはしてはいけないんだと気づきました。


ただ一人では絶えられない時
そんな時、おめめさんと出会えてどんなに救われたか、自分の胸の内を聞いてもらえる
それも同じ経験をっていうことが話し易かったですね。
 

おめめさんのお気持ち、わかりますよ。

私には娘が1人いますが、遠くに住んでいるので、葬儀の次の日には家族と一緒に帰っていきました。
それから半年経つ今日まで、ずーっと1人です。

毎日、「来る日も来る日も1人・・・何をしていても張り合いがなく、生きる意味なんてあるのかな?」と思いますが、先日のおめめさんから頂いたアドバイスで、しばらくは習い事を色々してみようと思い、今までしていた2つに加えて新しく2つ、始めることにしました。

1人で頑張っている自分、夫が「偉いなー」と言ってくれてるかも?なんて、自分を慰めています。

ka-koさん こんばんは。
そうね。家族の大切な人を亡くした悲しみは共有できるけど、
お子さんはお子さんなりのお父様を亡くした悲しみがあって、
それを背負ってるんですものね。
ご主人様を亡くされたka-koさんの苦しみまでお子さんに背負わせてしまっては、
可哀そうかもですね。
お互いに互いを思いやる心が、時に優しく、時に切なくとなるのでしょうか。
その辺は子供がいない私には分かりませんが、
みんなそれぞれの中で、必死に耐えて、
何とか頑張ろうと努力しているのだと思います。

頑張ってますよ、みんな!

香さん こんばんは。
本当に頑張ってますよね、私たちgood
時に”エライ、エライ!”って、自分を褒めたくなります。

自分が好きだから、自分の人生も大切にしたいです。
夫が逝ってしまって、感動を分かち合えない事はとっても寂しいけど、
感動を得られるような人生を送って、
夫にも一緒に見せてあげたいと思います。

今はあちこちと暇な時間を埋めるべく動き回っている私ですが、
何が出来るか、自分を試している部分と、
人との関わりの場を広げたいという気持ちでいっぱいなのです。
夫と二人の世界で生きてきた自分が、
一人になってしまった訳ですから、自分の世界の構築中というところでしょうか。
悲しみの後での大仕事は自分の居場所探しです。

香さんの挑戦はとってもいいことだと思います。
その中で一つでも新しい自分を見つけることが出来たら、
それは素晴らしい事ですね。
お互いあまり無理をすることなく、まずは頑張ってみましょう。
素敵な自分を見つけたら、また教えてくださいねwink

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