« 立派に育ちました・クジャクサボテン | トップページ | 暦 入梅 »

2011年6月10日 (金)

もう怖いもの無し

周りにいる友達の中で夫に先立たれてしまったのは、私だけ。

ランチに行けば、友達の口から出るのは、旦那さまの愚痴。

死別直後の頃は、<何で私の前でこんな話をするんだろう?> と 

実に嫌な気持ちで、席を外したくもなった。

話も聞き流し、一人ボーっと他の事を考えて、

時には顔で笑って、心で泣いて(露骨に不愉快な顔をしたこともあったかcoldsweats01)。

         

今は、<もったいない話だな!もっと大切にしてあげないと> と思って、

いつも聞いている。

<こんなにいろんなこと言って愚痴ってるけど、

 彼女たちはもし夫が逝ってしまったらどんなになるんだろう?>なんて、

不謹慎なことも考えてる。

何年か、はたまた何十年か先、いずれやってくるその時には、

彼女たちも寂しいと言って、悲しむのだろう。

あんなことを言わなければ良かった、もっと優しくしてあげれば良かったと、

罪悪感を胸に苦しむのだろう。

彼女たちも、口ではいろいろ言っているが、

本当は大好きで、夫を頼りに満ち足りた幸せに浸りきっているに違いない。

だから、私は相槌を打つことこそないけど、

何も言わず笑顔で「幸せな愚痴」を聞いている。

      

もう・・・私には、愛する夫との別れはやってくることはない。

もう・・・散々、悲しんだし、苦しんだ。

もう怖いもの無し!

ある意味人生のどん底まで体験してしまったから、ここから先は這い上がるだけ。

これ以上の不幸はないというところまで落ち込んだから、後は浮上するだけ。

ここからは頑張った分だけ、自分に帰ってくるはず。

夫の自慢も、夫の愚痴も言う事は出来ないけど、

頑張っている自分に胸を張って、生きられる。

ちょっと自信もついてきた。

 ”なくしたものは、それはそれは大きかったけど、

              得たものだって大きいんだ!”

« 立派に育ちました・クジャクサボテン | トップページ | 暦 入梅 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
ご主人を亡くして寂しさと悲しさを経験し苦しんだ分
今は楽しいこと喜びを知らないうちにご主人が届けてくれているんじゃないかなと思います。
なんだかそんな今がいいよね!confident

大きなおめめさん こんにちは  かぞえです  今日はrainになりました。洗濯物、かわくかなあ・・・。
もう、怖いもの無し。そうですね。そうかも、です。まだまだ痛みが続いてるので、浮上には時間がかかりそうな私ですが。
友人の愚痴・・主人が生きてる時は、きっと、私の方がいっぱいこぼしてたので今は聞き役に回ってます。誰かに聞いて欲しい人は吐き出すことで家庭の平和が保たれるのかも、なので、ささやかな貢献、でしょうか。(*^.^*)夫の生前、親戚の法事に行った時、親戚のおじさんが「面白いから、聞いてみな」といってCDをくださったことがあって。
「中高年のアイドル」のあの方の漫談だったのですが、帰りの車の中で家族4人で大笑い(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ   その中に今、友人の愚痴を聞いてる私の心に流れるくだりがあるんです。secret  「夫婦喧嘩が出来るのも、夫が元気でいてくれるから、なのです」もう大笑いはできないけど、今のうちにしっかり楽しんでね、くらいの気持ちになりますよ
明日は今日の続きじゃない・・。終わることがある。それがいつだか、誰にもわからない
そんなことが、少し分かってきたこの頃、怖がってる時間がもったいないから毎日一生懸命、なんですかね。happy01

こんにちは。
お友達の会話、まさに昨日の私でした。
ふんふんと相槌はうっていたけれどものすごく心が冷めていました。
たいへんみたいだけど、幸せな悩みだなあ、なんて。

今日、お仏壇の前で御本尊をぼんやり見てたら、人間てみんな苦しんでいて、すべてから解放された夫たちの世界や、神様(仏様?)から見たら、大差ないのかもしれないなあ、なんて、ふっと思いました。

苦しんだぶん、少しずつ強くなれるんですよね。

私も夫が元気な頃には同じ様に愚痴っていました。何でもない時は、お互いにわがままになるのでしょうね。夫の病気がわかってからの8ヶ月が一番仲良く出来たのかも知れないと思います。こんなに愛していたんだと、思い知らされました。以前愚痴り合ってた友達には素直に仲良くしてって言います。もう、愚痴に相づちは打てません。だって、夫の良い所しか思い出せないから。

おはようごさいます
本当に、夫を亡くした者しか分からないんですよね
自分たちがどんなに心穏やかに暮しているか、
気が付かないのよね

もう夫は空気みたいな存在よ
今は”情”だけよ
なんて会話を聞いていると
空気ってなくてはならないものよ
そんなぁ・・・・って、言葉が出ない

私は彼に対して”愛”というより”好きなの”って言いたくなった

今でも好きよ・・・・・大好きよ・・・心の中でつぶやく

大きなおめめさん こんにちは  かぞえです
みなさんのコメント拝見して、ニコニコ、ほんわかhappy01
嬉しい気持ちになってますnotes

ノロケ大会、いいじゃないですかshine
まわりの人には、同情されたり、話題を避けられたりしてしまいがちなので、こういう話で「そうそう」confidentって分かりあえる事、嬉しいですよね・・・?

辛さは経験した者にしかわからないけど、だからこそ、親しい人には、わかりあえるような経験を、して欲しくはないですもん。
でも、否応なく引き受ける事になってしまった私達が、気持ちを語り合い分かりあえる場所もやっぱり、あって欲しいな、と。

toranosukeさん こんにちは。
そうね!私が知らないうちにこっそりね。wink
たまには、”元気!”なんて、声掛けていってもらいたいものだけど、
夫の居る世界にもルールがあるだね。
我慢、我慢!
楽しいことや喜びをもらえただけで、嬉しいよ!happy01

かぞえさん こんにちは。
こちらも本来の梅雨らいしい、蒸し暑い雨になりました。

かぞえさんもご主人様がお元気だった頃は、愚痴をこぼしていたのね。(笑)
愚痴って、今考えるとホント「しあわせのため息」みたいなものですね。

明日が必ずあるか分からない恐怖を忘れる為に一生懸命なのではなくて、
今日というい一日を大切にするようになったから、
一生懸命生きるようになってんじゃないのかしら。
最期まで一生懸命生きた夫たちの意志を、私たちは受け継いでいるんだと思う。
一生懸命生きられるって、素晴らしいことですよね。
夫たちが私たちに残してくれた「教え」だと思います。

ウ525さん こんにちは。
確かに夫を亡くした私たちから見ると、
<夫の愚痴言える人は幸せなのよね!> って、思っちゃいますね。
でも、その人にはその人なりの私たちには分からない悩みを抱えている
のかもしれないですね。
今の私たちには、我が夫の死ということで頭がいっぱいで、
その人の抱えているものまでたぶん見えないから、
ただの「幸せな夫の愚痴」にしか思えないですけど。

今回私たちは「配偶者である夫の死」という大きな苦しみを受けてしまいましたが、
人はそれぞれの立場でみんな大なり小なり、いろんな苦しみを抱えていて、
その苦しみを少しづつ、越えて喜びを手に入れる。
その繰り返しが、人間が生きるということなのかもしれませんね。

RIMIさん こんにちは。
病気が分かってから、夫婦が一つものに向かって行く為に、
寄り深く結びつきあえたのですね。
辛いけど、深い時間だったのでしょうね。
いい月日が持てて、本当に良かったと思います。
ご主人様が、その後のRIMIさんの人生に向けて、
助走をつけてくれたように思えますね。confident
  
愚痴を言う友達に、私も
”もっと、ご主人様に優しくしてあげて!”って、言いますよ。happy01

ka-coさん こんにちは。
自分もそうだったけど、誰しもその時は見えないようですね。
どんなに夫の存在が自分にとって大切なものだったのか。
 自分がその時思っている以上に、大きな存在だったことに気が付きました。
  (後から気付いたって、もう、遅いっていうのに・・・ね!)

考え始めると、片想いの恋heart04はどんどん膨らんでしまいます。
たまには反応してほしいです。happy01

かぞえさん またまた、こんにちは!
そうなのね!夫の事を言い始めると、
どんなに自分が夫を好きなのかということを言うことになってしまいます。coldsweats01
みんなご主人様を本当に好きだから、こんなに悲しみ、苦しんでいるんですね。
でも、のろけている時はちょっぴり幸せな時間をもらえます。happy01

自分の気持ちを分かってくれる人がいるだけで、元気になれます。
こうしてブログを読んで下さっている皆様に、私はいつも元気を頂いています。
同じように、コメントの場が皆様の元気に一役かえるのでしたら、
それはまた嬉しいことです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533735/51905074

この記事へのトラックバック一覧です: もう怖いもの無し:

« 立派に育ちました・クジャクサボテン | トップページ | 暦 入梅 »

2015年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ