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2011年6月16日 (木)

自分の思い出へ

今度9月にあるコーラスの発表会で

「カヴァレリア・ルスティカーナのアベマリア」を歌うことになった。

以前ブログでも記事にしたけど、この曲は夫の意識が薄れてしまった時、

病室で夫の肩を抱きながら、何度も何度も繰り返し歌ってあげた曲だ。

♪ 哀れや 御胸にすがり

   ひたすら祈るを 

   涙も枯れて すべもはや無し

     救い給え アベマリア

        守らせたまえや 御母なる君

                  ・・・御母なる君♪

その後、この曲を歌う事も、口ずさむ事も全くなかったけど、

今回その曲が選曲された。

今でもこの曲を聞けば、前奏部分から、私の脳裏にあの時の病室の光景が

ファ~っと広がってくる。

一年前の私だったら、夫の死を悼み、まだ涙が溢れ出てきたかもしれない。

でも、今の私は少し違っていた。

確かにあの時の光景が浮かび、夫の死を悲しみ、想う事いっぱいあるけど、

<あの時、私はよく頑張った!> と 

夫の死事より、あの時踏ん張りながら、必死だった自分の思い出の方を強く感じた。

   ・ ・ ・ confident

<そうなんだなー!もう、夫と二人の人生でなく、

  あの時から、私一人の人生が始まっていたんだなー!>

あれからの思い出はもう夫の思い出ではなく、私の思い出となっているんだと思った。

    

アベマリアを歌う私には涙もなく、

安らかに眠る夫を見守るような温かい心を感じ、

微笑みながらこの曲を歌っている。confident

    ♪  ♪  ♪ 

  響け! 再び夫のもとへ!

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死別後の心の動き」カテゴリの記事

コメント

届く、絶対届きますともsign03
ダーリンさん、ぼろぼろcryingものだろうなあ・・・
きっとおっそろしい閻魔さまも大泣きしそうwink
この世とあの世、癒して救う力があるのは、思いを込めた
歌なんだろうね。
アベ・マリアって色々あるのね。
動画にあるかな?調べてみようっとnote

瀬津喩さん このアベマリアは
オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲に詩をつけたものです。
旋律がとてもきれいなので私の大好きな曲の一つです。

心が洗われるような、癒されるような、
 とってもいい曲ですconfident

こんばんは。
私もちょうど病室で意識のなかった夫にあの時話した事は伝わったかな?と考えていました。
おめめさんは歌を歌ってあげたのですね。優しさがつたわり涙がでました。
まだまだ一進一退の私です。

みりゅーさん 、私たちそれぞれのあの時、私たちの声が
夫たちに伝わっていたかどうかは、私にも分かりません。
でも、信じたいとは思っています。
<きっと、伝わっていた!>って。confident

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