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2011年3月21日 (月)

友よ ありがとう!

”ありがとう!

 そのちょっとした思いやり、なかなか出来そうで出来ないんだよね。

     とってもいいお墓参りになったって、 私の母はとっても喜んでいましたよ。”

   

 私のすぐ上の兄の墓は、小高い山の中腹にあり、墓地へは石段を上がっていく道と、

車のすれ違いは出来ないが車用の細い道がある。

先日、母が彼岸の墓参りに行った時の話だ。

母はもう八十歳を過ぎている。車に乗れない母は、いつもは、私やもう一人の兄の車で

お墓参りに行くのだが、一人で行く時は、

墓地へあがる坂道の下まで自転車で行き(自宅から5分ほど)、

そこに自転車を置いて、石段を休みながら登り、お墓参りに行く。

 (この石段が結構急で、折れ曲がって長い)

その日も歩いて墓地まで行ってお墓参りをしていたら、

偶然、私の幼なじみの夫婦と逢ったという。

今はちょっと離れたところに住んでいるが、当時、その子(今ではおじさんだが)とは、

お隣同士だったから、母もよく知っていた。そしたら、

”おばさん!下まで車に乗せていってあげるよ!” って、声をかけてくれたという。

そして、坂下まで来ると、普通ならここで、

”じゃぁ!おばさん、さようなら!” となるだろうけど、

その幼なじみの友は、交通の邪魔にならないように、広場の端の方に止めて置いた

鍵のかかった母の自転車を、担いで、車のところまで持って来てくれたんだって。

これには母も感謝しきりで、

”坂下まで車に乗せて来てくれただけでも有難いのに、

 自転車をすぐに乗れるところまで持って来てくれた。

  しかも自転車には鍵をかけてあったから、担いで持って来てくれたんだよ!

                  ・・・そこまでは普通なかなか出来ないよね。

                     ○○ちゃんは優しいし、よく気が付く子だねー!” 

     

人の優しさに触れて、母もとてもいいお墓参りになったようだった。

その話を聞いて、自分の母に接するように、私の母に優しくしてくれた幼なじみに、私も

心の中で感謝の気持ちを呟いた。

  < 優しい思いやりを ありがとう! >

      今度会ったら、真っ先にお礼を言わなくちゃ。

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コメント

先月2月12日に主人をなくしました。あなたが書いていた言葉が本当に私の気持ちを書いてくれていると思いました。うまく表現ができない私の気持ち文字にしてくれていました。
ただただ今は泣き暮している毎日です。
「夫婦生活がそうだったように、悲しみも二人のものだから一人で引き受けなければいけない」と言われてました。本当にそうですね。つらいですね。耐えれるものでしょうか
いつもそばにいてくれる、私の中にいるとまだ感じません。思い込むのでしょうか?
今は自分の気持ちが自分でわからないです。

吉田 加代子さん コメント嬉しく思います。
ご主人様のご冥福をお祈りさせて頂きます。

日々の感動をともに分かち合いながら、共に生きてきた相棒がいなくなるというのは、
本当に辛く悲しいことですね。
 私にとって、この同じ価値観を持ち、共感する相手がいなくなってしまったことが
夫を亡くして、一番辛かったことかもしれません。

悲しみは涙で流れても、切なさや辛さはどこに持っていけばいいんだろうと思うと、
やり場のない自分の気持ちは、張り裂けそうでした。
でも、3年経った今、私はこうして一人で何とかやっています。
夫が今、自分の中に居るかどうかは、本当のところは分かりませんが、
こうして、3年もの間、一人でやってこられたのは、
やっぱり夫が何処かでサポートしてくれていたんだと思えています。

今はまだ難しいかもしれないけど、
悲しみの涙を流した後は、顔を上げて必ず微笑んで下さいね。
ちょっとだけ、元気がでますよ!

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