反省の日曜日
先週は職場に新人が入って、何日かその新人と二人で仕事する事になった。
自分自身もこの仕事を初めて4カ月目でやっと全容が見えてきたかなというところで、
余裕のない仕事をしている中で、新人に教えるのはなかなか難しい。
ふだんのアトリエでの仕事もそうだが、私は一人で仕事をしている事が多いので、
何でも一人でこなしている。
・・・そういえば普通の生活もそうだ。
こういう生活をしていると、どうしても我がままになるのか、
自分のペースで仕事が出来ないことにストレスが生じてくる。
おまけに私は人に物事を教えて、育てていくのが苦手らしい。
優しく手を取ってみたいな教え方が出来ない。
一度教えて、次に同じことをしてもらった時に出来ないと
忙しく動いている時は、つい強い言葉が出てしまう。
その度ごとに、
<そう簡単には覚えられないよね> と 自らを振り返っても感じるところもあるので、
強い言葉を発した自分を反省して自己嫌悪に陥る。
(少し、愚痴を言わせてもらえば、
こちらが丁寧語で教えているにもかかわらず、
タメ口で呟きのように言葉が帰ってくるので、ついイラっとしてしまうのだ。)
その繰り返しが大きなストレスとなり、肩にずっしり重荷を背負ってしまったような感じで、
先週はとっても疲れた。
今回の大災害の復興へ向けての支援の動きもそうだが、
一人で出来ることは限られている。
だからみんなで助け合って、それぞれが出来ることをすることで、大きな力となり、
社会が成り立っていく。
何でも一人でやろうとしないで、動いてくれる人があるのであれば、
上手に仕事を教え、その人を育て、
仕事を分け合える努力をする事が大切なんだよね。
夫が亡くなって、ある意味普通の社会生活から離れてしまって、
引きこもるように一人で動く生活に慣れてしまった自分に、
”許される場であれば、仕事を分け合うことが出来るんだよ!”
”その為には、自ら相手に溶け込む努力も必要だよ!”
と 教えてくれているように感じている。
<自分自身も精神的にもっと育たなきゃダメだな!>
と 今日は少し反省の日曜日です。
それにしても、自ら歩み寄る努力は私にとって、大きな課題です。
« 懐かしの家族団欒 | トップページ | 友よ ありがとう! »
「心と体」カテゴリの記事
- 新緑の中で(2013.04.29)
- 生きているから(2012.10.23)
- 「こうあれ!」って言うことね(2012.08.11)
- 余分な力を抜いて・・・その後(2012.08.08)
- 余分な力を抜いて(2012.08.04)
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533735/51167606
この記事へのトラックバック一覧です: 反省の日曜日:
人に何かを教えるのって難しいよ




こう言ったら分り易いかなっって自分なりに考えて言うけど
結局それって自分中心に考えている訳だもん。
仏の顔も3度までっていうじゃない。
それまでは後ろについているつもりで見守りという名の監視かな
やってみて苦手なところを聞いて『そういう時はね』のアドバイスをすると
納得してくれると思うよ、きっと
徐々にレパートリーも増やしてもらわないといけないけど
その間に自分も成長できるはずよ
おめめさんなら大丈夫さっ。意気込み過ぎずにファイト
投稿: 瀬津喩 | 2011年3月20日 (日) 10時42分
瀬津喩さん こんにちは。
アドバイスありがとう!
こちらの余裕が無いのでなかなか大変ですが、
新人が育てば、私もこの仕事から手を引くことが出来るかもしれないから、
来週からは、少し深呼吸をしながら、
やってみようと思います。
投稿: 大きなおめめ | 2011年3月20日 (日) 14時46分
人に教える事って本当に大変ですよね。
気が合う人ならまだ楽なのですが。
嫌だと思うと声に出るそうです。
それを聞いてドキッとしました。
相手がため口ならおめめさんも同じでいいと思います。
頑張って下さい。
投稿: みりゅー | 2011年3月20日 (日) 14時55分
こんばんわ!
自分も大きなおめめさんと同じような時期がありました
一人で動いている時間が長かったので、自分の下に人が入っても、
なかなかうまく教えることができなくて、言ったことができないと、キツイ
言い方しかできなくて、あとで自己嫌悪に陥っていました・・・
自分でやったほうが早いのはわかっていても、それを教えてやって
もらえればさらに早くできるし、より多くの事が出来るんですよね!
時間はかかると思います。でも、ゆっくり焦らず時間をかけて教えて
いくことが大事だと思います!自分はそう意識してやってきて、今は
だいぶ楽をさせてもらっています!
楽することが目的ではなく、より多くの仕事をこなす為には「教える」と
言うことは必要なことですね!
大きなおめめさんなら大丈夫ですよ

投稿: こっしー | 2011年3月20日 (日) 22時00分
皆さん的確なアドバイス!おめめさんを取り囲む方達、いい人ばっかりですね(^-^)
今どきの人がそうするかはわからないのですが…
私が新人の頃はメモ取りを欠かさず、自信がない時は先輩の時間がある時に確認をとったり…とにかく一生懸命やって早く手をとらせない様にしなきゃと思ってましたけど…
今どきの人(ん?でもおめめさんにタメ口使うなら同級ぐらいの人?)に、そんな素振りでも見えたらイライラも少しは減るんでしょうけどね…
誰でも一度出来ないぐらいで語気は荒げないと思うのです。ついつい強い口調になっちゃうのは、それだけ手間を取られてるからですよ。新人さんの性格にもよるけど、たまには緊張してもらうぐらいピリッと辛口にしてもいいと思いますよ(-_-)
投稿: ちるちる | 2011年3月20日 (日) 22時37分
みりゅーさん こんにちは。

確かに、声のトーンで相手の感情が読み取れることありますね。
私のトーンが下がり過ぎていたのかな。
次からは気をつけなくては!
ちょっとハイテンションでやってみようかな。
アドバイスありがとう!
投稿: 大きなおめめ | 2011年3月21日 (月) 12時56分
こっしーさん アドバイスありがとう!
本当におっしゃる通りです。
人材を育てるのは、大変なことですね。
でも、人が育てば、仕事の効率も上がる。
「この人に戦力になってもらえれば!」というところで、
ここはグッと堪えて、教えることに徹してみましょう。
自分の為にも、頑張ってみます。
大変参考になりました。m(_ _)m
投稿: 大きなおめめ | 2011年3月21日 (月) 13時07分
ちるちるさん アドバイスありがとうございます。
私も仕事上ではきちっとメモを取ることは常識だと思っています。
自分もこの仕事に就くにあたっては、新しい手帳を買い、仕事に臨みました。
いつも手帳はポケットに入っています。
しかし、この新人メモを取り事もしないんです。覚えられるのかなと思っていると、
先ほど言ったことなのに、のほほ~んと ”これはどうするの?”と くるから、
頭に来る。
<覚えられないのならメモを取れ!> って心の中で怒る私です。
この新人、私よりも年上なんです。
でも、仕事上ではやはりふだんの生活とけじめをつける意味でも、
きちっとした言葉づかいが欲しいですね。
投稿: 大きなおめめ | 2011年3月21日 (月) 13時19分