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2011年3月24日 (木)

そこには あなたがいた

お洗濯をする私。

洗面所で顔を洗う夫。

    

脱水に入った洗濯機が中身が偏ってしまったせいで、

大きな音をガタガタ鳴らせ、洗濯機が大きな振動を始めた。

夫は慌てて、洗濯機を両手で押さえつける。

”ダメだよ、そんなことしても。ちゃんと一時停止を押して、止めなくちゃ!”

大きな音に気が付いて、朝食の支度をしていた私が慌てて駆け寄り、

ちょっと強い口調で夫に言う。

”そっか!” と言いながら、また歯磨きを続ける。

優しくない私に、優しい夫。

どうして、私は ”ありがとう!”って言ってあげられなかったのだろう。

せっかく夫は、何とかしようとしてくれていたのに。

     

今、洗濯機の前に立って、こんな些細なことが思い出された。

 私は夫に対してすべてがそうで、

優しく何でもやってくれることが当たり前のように受け止め、

いつしか、感謝の気持ちが薄れてしまっていたのではなかったのだろうか。

   

生活の中でいろいろ出来事を思い出す度に、

今は、夫の優しい笑顔しか浮かんでこない。

それだけに、夫の優しさに素直に答えることが出来ていなかった自分がいたことが

申し訳ない。

「ごめんなさい」

こうして、あなたに謝りたい事がいっぱいあります。

    

・・・冷たい風が吹く中、今お洗濯物を干し終わりました。

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死別後の心の動き」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。
洗濯機前での場面のおめめさん私にはかわいく感じられました。
ご主人にもきっとそうだったと思います。
私も謝りたいこといっぱいですが、先に私を置いて行った事を主人もごめんね。って言ってる気がします。

あるある、こういう事は掃いて捨てる程(と言うと身も蓋もなくなっちゃうsweat02)sign01
男の人って、時々物凄い不合理極まりない事平気で晒すよねcoldsweats01
どうしたって女性の方が現実的だから、こういう事言っちゃうのも仕方ないよ。
器の大きい男性で良かったheart02と感謝してあげた方がダーリンさんも
ウンと喜ぶんじゃないかな~note

みりゅーさん こんばんは。
そうだよね!
一人で、先に逝っちゃって・・・ね。

おじいさん、おばあさんになるまで、一緒に居たかったのにね。

瀬津喩さん こんばんは。
こういうこと掃いて捨てるほどありますか。(笑)

「器の大きな男性」なんて言われて、今頃あっちで照れてるかな。coldsweats01

こんばんは。
私もちっちゃな日常の場面で、私が夫に対してそっけなくしたりしたことが思い出されて、夫はいつもいつも優しかったので申し訳なくて。おめめさんのブログ読んで、すごく切なくなりました。
でも、そんな風にできちゃうぐらい、私にとっては一番気を使わない人だったのに・・・と思ったりもします。

ウ525さん こんにちは。
そうですね。私にとっても、
夫には自分をさらけ出す事も出来たし、
一番気を使わないで接することが出来る相手でした。
言いたいことを言いながらも、とっても大切に思っていたのも事実です。
なのに、今、思いだされるのは後悔ばかり。
いくら優しくしてあげようと思っても、
もう何も出来ないからでしょうかね。

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