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2010年12月 5日 (日)

それに代わるものはない

 私はあるお店のチーズの入ったフランスパンがとっても好きで、

時々それを食べる。しかしそのパンは結構いいお値段で、二分の一本500円近くする。

買えない金額ではないけど、パンにしては少し私には贅沢かなと思って、

食べたいけど、我慢することが多い。

 しかし、あの味と食感がどうしても私を呼ぶ。

食べたいとなると、他のパン屋さんに行ってもそれと同じようなパンに目が行く。

お値段も少し易いからこれならと買ってくるのだが、

見た目は同じでもやっぱり味が違う。

・・・皮のパリパリ感も、中の生地のモチっと感も、チーズの味も。

いろいろなパン屋さんで買い物をして、何度も同じ経験をしている。

<やっぱり、値段は値段なんだよね! あそこのパンに代わるものは無い!>

そんな事を確信した。

食べたくなったら、3回買うところを1回にすればいいと、

最近は迷わず、お気に入りのあのパン屋さんで買ってくる。

   ・ ・ ・

こんな話と夫の事を結びつけるのも変なのだけど、

亡くした夫の代わりは、どんなに探しても見つけることは出来なかった。

パンのように、「やっぱりあそこに行けば・・・」 という訳にはいかない。

「あそこに行けば、必ず会える」 そんな場所は何処にもないから、

自分の心の中でどう夫存在を置いていくかというところが、

心の安定に繋がっているように思う。

     confident

・・・風になって夫がやってくる。

・・・時にはあの虫も夫かもしれないと思ったり。

・・・温かい朝の日差しは夫の間と思ったり。

他人から見たら、そんな事あり得ないと思えることも平気で考える。

   

夫の愛に包まれたくて、

今日も暖かな日差しの射す 真っ青な空の下、

ベランダにお布団を並べた。

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死別後の心の動き」カテゴリの記事

コメント

「代わるものがない」、絶対的なものだからこそ
愛おしく、大切ですよね。
私の心の中での夫の存在の置き場所を探りながら
亡くなった後の物語を紡いでいきたいです。

kacocoさん コメントありがとうございます。

ここからの生活がどんなものになっていくのかは、
私たちの心次第というところもありますね。

最後に「いい人生だったよ!」と言えるようにしたいな思います。

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