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2010年9月22日 (水)

ストレス

お友達のブログに「ストレスって何?」っていうのがあって、

ストレスについて考えてみた。

死別、それも配偶者との死別というのはストレス度ナンバーワンだという。

そういう訳で私もナンバーワンのストレスに遭遇してしまったということになる。

まだ、真っただ中にいるのかもしれないが、

どんなことだったのだろうと振り返えってみよう。

   

突然の余命の宣告・・・何が起こったのか訳も分からず、頭の中が混乱。

処置しようのない病・・自分の力では何も出来ない無力感。

そして別れの時・・・・・泣いても、叫んでも、どうあがいても、元には戻らない。

座る人のない椅子・・・空間の埋まらない苦しみと切なさ。

喪失感・・・・・・・・・・・・どうにも出来ない、ぶつけ処のない気持ちにただ、歩きまわる。

頭の中の混乱が、時を止め、

生きている事の何かさえも疑問だらけになり、

何がどうなっているのか、何をどうしていいのか考えられなくなり、

ただひたすら、泣くということで感情を表に出し耐える。think

     ・ ・ ・ weep  

世の中から色が無くなり、自分だけ別の世界に置かれてしまったような感覚でになり、

時間の感覚さえもがよく分からなった。

何をやっても楽しくなく、どれもが意味無いものに思えた。

眠就けない夜も続く。

笑いが無くなり、友と会って会話している時の 作り笑いが虚しい。

お腹が空いた感覚も無く、ただ、自分が今倒れる訳にもいかないと、

エネルギーの補給の為に食べる。食の楽しさは何処かに消えた。

    

夫のことを考えている時間と涙している時間だけが自分が自分で居られる時間。

毎日毎日ひたすら考え続けた。

<このままじゃいけない。どうにかしなくちゃ!>

でも、どうにも出来ず、ただあがくだけ。

   

ある時一冊の本に出会った。

”どうしようもない自分の思いのすべてを書き記してみなさい!”と書かれていた。

亡き夫への想い・夫の人となり・夫へのお詫び・悲しみ・苦しみ・不安・・・etc.

結婚後のすべてのアルバムの写真をPCに取りこみながら、私は色々な事を

書き綴った。心の整理が少しづつ出来ていき、次第に落ち着きを取り戻していった。

      ・ ・ ・ confident

それまでの私は、とても肩こり症であったにも関わらず、夫の死後のその間は

まったく肩こりを感じなかった。

夫が倒れる前夜、肩凝ったという私の肩を<そんなにもやってくれるの!> と

言うくらい長い時間マッサージしてくれたので、私は肩が凝らないんだ。

<夫が肩こりを持っていってくれたんだ!> と思っていた。

    

この書く作業に一区切りついた時に、夫の死後初めて、夫と良く通って

いたリラクゼーションルームにマッサージをと思い立つ。

自分ではさほど肩が凝っているとも思わなかったけれど、

”とっても硬くなっていますね!、ガチガチですよ!”って言われてしまった。

その時、初めて私は、

<自分は凄いストレスを受けている中で、頑張って来たんだな!> と思った。

それまでの頑張った自分を思うと 夫の為に流した涙ではない別の涙がこぼれた。weep

     

そして、ある時気がつくと、

空の青さが感じられた。

木々の緑の美しさが感じられた。

食事がおいしいと思った。

   

自分の力ではどうにも出来ないことが大きなストレスとなって、私を覆っていたけれども、

少しづつ、霧が晴れていくようにストレスも減っていったということなのだろう。

しかし、どうにも変えられない現実は、そのまま存在する。

でも、自分のものの見方が変わったというか、諦める事を少しづつ知った私の心は

波風はあるものの次第に落ち着いてきた。

    

夫との死別後の悲しみや苦しみの中で自分が掴んだものは、

ここに書ききれないほど いっぱいある。それが今の自分を支えている。

   

「自分の力ではどうしようもないこと」「自分の思うようにならないこと」

 私はこれをストレスというのかと思うけど、ストレスということばに支配されてしまうと、

ストレスから抜け出せないけど、そんな中でも何かに夢中になれば、

ストレスは遠ざかった行くのかなと感じている。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

自分のちょっとした疑問がsweat01coldsweats01

自分には計り知れない、とてつもなく大きい「ストレス」の中にいた、大きなおめめさんが
少しずつでも、その「ストレス」から抜け出せられればいいと思いますが、「ストレス」とうまく付き合って行くという生き方もあるのでしょうかね!?

なんかうまく言えませんが、大きなおめめさんってすごいですねshine

こっしーさんへ

すごいことでもなんでもないんですよ。
ただ、何とかやってきただけなんですから。
同じように配偶者との死別した方々もみんなそれぞれに、
自分のやり方で死別の悲しみや苦しみと闘いながら日々を過ごしておられます。
 けっして、私だけが特別すごいということではありません。

ストレスをストレスと思っていたら抜けられなかったかもしれませんが、
私の場合は、ここを越えなければ!と
ただ、ただ必死だったんだろうと思います。

ストレスというか、「自分の思うように行かないこと、ならないこと」も、
別の見方、考え方をしてみたり、別の方法を見つけてみたりして
違う方向から向かい合ってみると、
思いがけない抜け道やアイデアが出てくると思います。
時には道を変えること必要かもしれません。

もちろん強いストレスを受けたら、ある程度の休養の時間が必要でしょう。
心が落ち着いたら、上記したようにその人なりにストレスと
上手に付き合っていったらいいんだろうと思います。

以上はあくまでも、私個人の考えですが。

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