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2010年9月30日 (木)

遠い昔のような・・・

夫の死から2年9カ月、まだ3年経っていない。

なのに、何だか遠い昔のように感じる。think

現実は何一つ変わってはいないのに、私が変わってしまったのだろうか。

それでいいような気もするし、自分が薄情者になってしまったような気もする。

夫が死んでしまったことについて、あれこれ考えることを避けたくなったことが

最大の理由なのかもしれない。think

避けたくとも、避けられなかった日々があったのに、

今はそれが成り立っている。

    

ドスンと空いた穴は補修できないでいる事は今も何も変わらない。

その証拠に、夫の残した物には相変わらず手が付けられないでいる。

でも、その穴をただ見つめて呆然と立ちすくんでいた自分が

その穴を避けて通っているのだろうか。

それとも、その穴に「思い出」という木を植えることが出来たのだろうか。

まだ、私にはよく分からない。

    

夜遅く、車の行き来の少ない道を運転していたら、

暗闇の恐怖を感じた。

<一人で逝く時はこんな感じなのか> と ふと思ったら、

とてつもない恐怖が襲ってきた。

闇に吸い込まれてしまいそうな、恐ろしいものを!

<だから、夜は嫌いなんだ!> と 心の中で呟いた。

しかし、家に着き、家の中で灯りに包まれると、

先ほどの恐怖のことなどすっかり忘れている。

    

こうして自分でも意識しないうちに、一つづついろんなことを

忘れていってしまっているのだろう。

神様は上手く人を作ったんだなーと思う。

人は ちゃんと次のステップに行けるように仕向けられている。

    

でも、

夫の死を遠い昔と思ってしまう私を夫は許してくれているのだろうか。

「そんな薄情な!」 と 怒っていないだろうか。

それとも、これは神様じゃなくて、夫のしわざなのだろうか。

疑問は尽きない。

   

・・・いや、深く詮索しなことにしよう。

今は楽しく仕事が出来ることに感謝していれば、それでいい。confident

趣味を楽しめることに感謝しよう。

美味しく食事が頂けることに感謝しよう。

健康に過ごせている事に感謝しよう。

    

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死別後の心の動き」カテゴリの記事

コメント

大きなおめめさん こんにちは

私もたった1年8ヵ月しか経ってないのに、ずーっと昔のように感じてしまいます。
声を出して泣くようなこともなくなりました。
防衛本能でしょうか、感情に鈍感にならないと暮らしていけないところがあるからかな?
その分、心から楽しい!って思えることも鈍感になってしまっているかも…sweat01
そろそろ次のステップに進まなければいけないのでしょうが、これもなかなか難しいもので…

ドスンと空いた穴に四季折々の思い出の詰まった果物がなる木が育ち、収穫して食べたいですcherryapplebanana


凛さん こんにちは!

ずーと昔に感じるのは凛さんのおっしゃるように
防衛本能かもしれませんね。
初めのうちは楽しかった夫との思い出を思い出しても涙がこぼれてしまったけど、
今は、<そんな時もあったなー!> と 普通にしていられる。
確かに感情に鈍感になっているような気もします。

凛さんより、私の方が月日が過ぎている事もあるので、私の場合は
楽しいという感覚を 時々感じることが出来るようになりました。confident
心からというとちょっと違うかなとも思うけど。

思い出の詰まった木の実を”おいしいね!” と 微笑みながら食べることが
出来る日もきっとやってくるような気がします。wink

大きなおめめさま、またお邪魔しました(*^-^)

ず〜っと昔でいいじゃないんですか。

時間がすこしずつ人の心もいやしてくれるんですよね。

みゃーちん コメントありがとうございます。

>遠い昔のこと
それでいいんだと思うけど、
それがまた、別の意味でとてつもなく寂しくもあったりして。
人の心はなかなか複雑です。

でも、確かに時が少しづつ癒してくれているの事実ですね。confident

おおきなおめめさん こんにちは
25日に夫の3回忌でした。現実の夫が去年だったのが、一昨年になり来年からは3年と
数字で表現するようになってしまう・・・と毎日刻々と遠ざかった行くことに
悲しんだり、楽しい事だって自然と風化していくのだから、悲しみが風化していくのも
自然な事なんだと考える自分がいます。
色々考え巡るけど、最後はそれでも生きて行くんだよな・・・って
浮いて沈んで、前向いて後ろ向いて、よそ見もしての私の心。
またお邪魔させてください

ポラリスさん 今晩は!

何もかもが自然なこと、これが「成るようになる」 ってことでしょうね。
ただ、それがどこかちょっと寂しくて、私は愚痴っているのかもしれません。
ポラリスさんのコメントを読んでそんな自分を感じました。

>それでも生きていく
そう、私も歩き続けていきます、私流に我が道を。

また、お話聞かせて下さい。お待ちしてます。

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