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2010年7月23日 (金)

いい声出てるかな?

久しぶりにコーラスの練習を録音した。

   notes

 夫の事がある前は、積極的な練習をしていた私がいた。

毎回練習の録音をとって、

毎日仕事をしながら、それを聞き、先生から言われた所を見直し、

<ここはもう少し高めに歌った方がいいかな>とか、

<この部分の声の出し方は、もっと喉を開けて歌った方がいいかな> と 反省し、

後で、楽譜を見ながら次の練習日まで、何回もおさらい練習をする何ていう事をした。

      

 なのに、死別後しばらくは、

<趣味を楽しんで一体何になるんだ。そんなことしたって、何の意味もない。> 

という気持ちになってしまい、鼻歌すら、無くなってしまった。

 それでも、今これを止めてしまったら、私には本当に何も無くなってしまう気がして

ボイトレやコーラスを続けてきた。

そんなだから、これまでは、積極的練習までにはなかなか至らなかった。

   

しかし、最近少し欲が出てきた。

<もっと、上手くなりたい!> 

「上手になって何になる」 という疑問は相変わらずあるけど、

何よりも・・・上手く歌えたら、自分が嬉しい。とりあえずはそれでいいかなと思う。

・・・もっともっと練習をしたくなった。

自分が今、どんな声を出して歌っているのか、気になった。

あんなに辛い中で、再開したボイトレやコーラス。それも家での自主練習無しだったが、

録音したものを聞いて、それなりに、声が出るようになっていると思った。

 自主練が無い分、練習日には出来るだけ歌う事(基本に忠実な発声)に集中して、

練習に取り組んできたのが良かったのか、

気持ちだけで、続けてきた歌だけどそれなりに上手くなっている。

<家での自主練をきちっとしたら、結構いけるかも!> なんて、やる気を感じた。

  (やる気を感じただけで、実行には至らないところが、現状だけど・・・)

  

やる気が無い時だって、こうして一歩一歩でも歩いていれば、

少しは、前に進めるっていう事なんだよね。

あの時、止まってしまっていたら、今の私はここには存在しない。

こうして、すぐに人生論に結びつけてしまうのは、

死別後を苦しみ、迷いながら生きてきた中で身についた癖(持ち前のものかも)だけど、

確かにそのことは言える。

  

今年は、コーラスのコンサートは無いけれど、

9月・10月に、市の音楽文化祭への出場が予定されている。

曲は、9月に4曲、10月は2曲披露する事になっている。

  (ソロパートが私のところに回って来なかったのが残念)

  

 それとは別に、先生が、シューマンの合唱曲をやりましょうかと提案してくれた。

女の愛と生涯(恋愛から結婚、そして最愛の人の死による別れまで)」という曲集で、

何曲かで構成されている大作だ。

その中の「私の指にはまっている指輪よ」というのだけは、聞き覚えのある曲だった。

抜粋を先生がピアノで弾いてくださいましたが、

素晴らしい曲集に、メンバーも皆 賛同して早速、曲集を注文する事になった。

譜面を手にする日が待ちどうしい (* ̄ー ̄*) 。

   この時期に こういう曲に巡り合えるのも何かの導きでしょうね。

   (先生は、私の個人的な事まで知っている訳ではないのですから・・・)

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コメント

音楽って いいですよね。。。

こんばんわ、大きなおめめさん♪

ワタクシ事ですが、なんだかんだと「音楽」に携わってきて、「やらなきゃならない」時は
義務的で苦痛を伴いましたが、ちょっと離れると、やっぱり良さがわかってきて
自分からまた「音楽」に近づいて・・・の繰り返し。
でも、いつも結局は「音楽」のチカラに助けられているなぁ・・・と思います。
亡くなったオットとの思い出にも、最後の数日は、亡くなる瞬間まで 「音楽」と共に
つながっていました。

この世で必要な肉体をオットが手放そうとしている時に、オットの内面に近づきたい、、、

でも、ワタシに何ができるのか・・・。

料理もダメ、、、言葉もダメ、、、触れ合う感覚もオットは感じてくれているのかな、、、
この肉体は抜け殻になっちゃうんだな、、、そんなこと想いながら、ピアノは病室に持ってこれないから、、、恥ずかしいけど・・・ひたすら耳元で歌を口ずさんでいた夜が、最後の夜になりました・・・。

2人の中では思い出の曲、、、

あぁ、、、最近 涙が止まったかなぁ~と思っていましたけど、じゅるじゅると鼻水と一緒に
でてきてしまいました。
そして、コメント欄に支離滅裂に書いてしまってごめんなさい。しかも長い・・・。

何を言いたかったかというと、、、

「音楽」って  ホント、不思議なチカラがありますね。
ヒトのキモチを癒すだけでなくて、
カタチを変えて、そのとき必要なヒトのところに、必要なカタチでめぐりめぐってきたり
何かを結びつけたり、考え方までも 良い方に導いてくれたり・・・。

実は、先週 ある合唱団へ見学に行きました。
そして、入団することにしました。
もともとミサ曲を中心に歌っている混声合唱で、知り合いの団員さんに誘われて
聴きに行ったのですが、、、
ミサ曲の響きを聴いていて、どこかオットのいる世界に繋がれるような感覚になり、
自分もあの響きの中に入っていきたい・・・って思いました。

来年の2月にベートーベン、夏にはシューベルトのミサをやるそうです。
毎週 ワタシも「合唱」の世界に足を踏み入れることにしました。

シューマンの女の愛と生涯・・・調べてワタシも聴いてみます♪

いろんなところで 音楽を介してのメッセージがあると思います。

ワタシは まだ「声」を出せるようになることが目標ですが・・・
大きなおめめさんと、同じ環境で頑張れるコトが さらに嬉しくなりました。

多くのコトを共有できているような感覚です♪

今回も、長すぎるコメントで大変失礼いたしました・・・。

夫との最期の日を onobuさん と同じような形で過ごしたことが思い出されました。
ICUで周りには他の患者さんがいらしたにも関わらず、ずっと夫の耳元で、
何時間も、歌を歌い続けたあの時!・・・私にはそうすることしか出来なかった。
夫がこの世からいなくなってしまうという恐れを振り払うかのように・・・・。
note「 Ich libebe dich 君を愛す」・・・ベートーベン作曲、ヘルロッゼー作詞
http://haruwosagashini.cocolog-nifty.com/blogsanpomckwt/2009/03/post-f070.html
何度も、繰り返し歌ったこの曲、今でも楽譜が夫の写真の横に並べてあります。 
onobuさんご夫婦の最期の夜が、私の夫の最期の夜と重なりました。

>必要なヒトのところに、必要なカタチでめぐりめぐって・・・
そうなんですよね! そうして音楽に何度、涙し、救われ、これまで励まされてきた事か・・・。

ミサ曲を歌う混声合唱・・・特別な響きが心の奥まで浸透するようでいいですね。
音楽はことばで表現できない事を表に出してくれるように思います。
きっと、心に安らぎをもたらしてくれることでしょうね。

素敵な歌声を天に向かって、響き渡らせましょう!
心のメッセージを歌に乗せて・・・。

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