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2010年6月28日 (月)

盲腸の手術

 結婚して半年頃、夫が盲腸の手術の為入院する事になった。

自宅から車で10分以内の近くの外科医院だった。

 入院の荷物をまとめて、二人で病院に行き、案内されたのは3人部屋で、

小さな子どもと、中年の男性がすでに入院されていた。

夫の手術中、私はこの部屋で待機。

 する事もなくそこに座っていた私に、子供の付き添いで来ていた母親が話しかけてくる。

”盲腸ですか?” 

”ええ!”

”じゃあ、手術もそんなに時間がかかりませんね。”

そうですねと答えた私も、子供の頃に盲腸の手術をしているので様子は承知している。

そんな結構気楽な会話をしていた。

 ところが事前に医師から聞いていた予定時間になっても終わったという連絡が来ない。

ちょっと、不安に思っているところへ、

”少し、遅いですね(時間がかかってますね)!” と お隣さんが声をかけてきた。

”そうですね、何かあったのでしょうか?”

そんな会話に私は、いっそう不安が増して来た。

 それから間もなく、看護婦さんが呼びに来て、何事もなかった事に安心するが、

夫の盲腸が少し切除しにくいように腫れていて、時間がかかってしまったという事だった。

    

 見かけはガッチリ型の夫も、実はわたしより ず~と寂しがりやさん。

盲腸の手術といえども、一人は寂しかったらしい。

 夕方になり、帰ろうかどうしようか迷ってる私に、

”今日は、このまま帰るの?” と 夫。

夫は手術の後、個室に移った。個室には夫のベッドの他にもう一つの空いたベッドが

有ったので、私はそのまま残り、その晩泊る事にした。

  (個人の病院なのでその辺は臨機応変に対応してくれた)

もう子供じゃないのに、盲腸の手術位で家族が泊まり込むなんて、

あまり聞かないだろうけど、新婚さんという事で、病院側も何も言わなかった。

    

 手術の傷が普通より大きかったので、通常より3日伸びて、10日間の入院生活。

昼間、家の様子を見に行く事と、溜まった自分の仕事を片付けに行く事、

風呂にはいりに行く事以外は、ほとんど病院で 夫の傍にいた。

・・・confident 

 8月の暑い時期の入院だったので、私が外出する度に、

病院の前にある自販機でジュースを買って夫の部屋に戻るのが日課となった。

くじ付きの自販機で、「当たりで一本おまけ付き」 というものだった。

 ”今日も当たったよ! ほ~ら、コレおまけ!”

 ”また、当たっちゃった! 見て”

あの入院生活の時、結構頻繁に当たりが出て、夫に私は勝負強いと褒められた。

その後、入院の時の話が出る度に、この自販機の「当たり」の事が話題に上ったほど、

よく当たったのだ。

   

結局、退院の日まで、病院に泊まり込んじゃったwink

おかげで、夫も私も 寂しさを味わう事なく済んだという訳。

今思い出すと、新婚生活をそのまま持ち込んじゃったような入院生活だったなー!

    ・・・confident

         ☆  ☆  ☆

   

 思えば、夫の様態異変が起こる前の面会時間を終えて、帰る時、

あの盲腸の手術後と同じ、”帰っちゃうの?” って顔してたっけ・・・。

  これまで何度も思ったけど、ほんとに何故あの時帰って来ちゃったんだろう。

     盲腸の手術の時ですら、傍に居てあげたのに・・・。

                   think  

                      何もかも もう、遅いね・・・・・・・・・・。

       

       すべては過去の一ページ。

       

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