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2010年6月14日 (月)

扉を開けて・・・

夫の事を考えている時間が以前と比べて少なくなった。

(少なくなったというよりは、あえて考えないようにしているところもある)

       

でも、時に気が付けば、扉を開けて・・・話しかけている。

         ・・・そして、また扉を閉める。

夫と暮らしていたあの頃と同じ。

別の部屋に居ても、夫の気配を感じるし、仕事に行っていれば、離れてるのが当たり前。

自分のやりたい事をやり、自分が次にこうしようと思う事をこなしていく。

夫と一緒に居た時だって、ずっと話し続けていた訳ではなかった・・・その時と同じだ。

必要な時だけ、夫に話しかける。

必要な時だけ、向こうから話しかけてくる。

     (・・・ただ違うのは、姿は見えない事と 声は聞こえない事)

   

死別後、四六時中 夫の事が頭から離れなかった昨年、一昨年に比べると、

少々亡き夫に対して、<冷たいかな!> なんて時々思う。

しかし、夫の事を忘れてしまった訳ではないので 

  夫も <それでいいよ!> と 言っている様な気もする。

   

毎日、お仏壇にお供えとお線香を上げるのは欠かした事は無いが、

半年前の三回忌を境に、私は月命日の墓参りをあえて止めた。

色々な考え方の人が居ると思うけど、

月命日だから・・・という気持ちをあえて持たないことにした。

以前、夫とそうしていたように、命日、お彼岸とお盆、暮れとお正月、

     後は <今日はお墓参りに行こう!> と 思った時だけお墓参りに行く。

そうして距離を置いていく事も、今は必要だと考えた。

      ・

      ・

      ・

この扉の向こうには夫が居る。

・・・扉の向こうこそ、仮想空間なのだろう。

こう考えるようになった私は、今その外に居る。

   そして・・・現実で 「夫」 とではなく、「自分」 と向き合っている時間が長くなった。

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コメント

おはようございます。

大きなおめめさんのブログは、いつも自分の状況や心境にぴったりなことが
良い言葉で書いてあって、いつも一人で頷きながら、読んでいます。

私も少しずつですが、「自分の人生を生きていくこと」を、考えはじめています。

夫の良いところや、楽しかった記憶を一つも手放さずに、でも縛られずに、ちゃんと自分自身の気持ちのままに、生きていけるように。

それで、「扉の向こうにいて」、「必要なときはいつでも話が出来る」っていう考え方は、
すごくいいなーと思いました。

なんだか、いつもここを読むと、大きなおめめさんに「大丈夫だよ~」って言ってもらえてるようで安心します。

これからもよろしくお願いします。

雅美さん コメントありがとうございます!

>夫の良いところや、楽しかった記憶を一つも手放さずに、でも縛られずに、
 ちゃんと自分の気持ちのままに生きていけるように。

こんな生き方、素敵ですね。夫を愛したように、自分も愛していくことが、
ここからの人生では大切だと私も思います。

喪った大きさに負けそうになる時もありますが、私たちはすべてを喪った訳では
ありません。
・・・夫たちが色々な形で大切なものを残してくれました。
この宝物が ここからの私たちを支えていってくれると思います。
後は、自分が自分を見失うことなく、自分らしく生きていければ、
それに答える事が出来るのだろうと思っています。

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