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2010年3月 8日 (月)

ろうそくの長さ

4年前のこと、高校時代の2年後輩が脊椎の所に出来た癌で余命宣告されて、

その後輩のお父様が言った事を思い出した。

「僕たち(お父様とお母様)のろうそくの長さより、

               娘のろうそくの方が短いかもしれないな・・・。」

お父様のやり切れない想いの詰まったことばだった。

・・・ろうそくの長さかー think

当時の私は、返すことばを見つけられなかった。

  

とても明るくて、かわいらしくて、チャーミングな後輩。いつ会っても笑顔で挨拶を

返してくれ、一人息子を自分の手一人で育てているにもかかわらず、

弱音を吐くこと無く、仕事と趣味を楽しむ素敵な生き方をしていた後輩だった。

 自分の命の期限を知って、自ら寺を探し墓を建て、戒名まで生前に頂いていたという。

身の回りの品も人にあげられるものは、差し上げ、そうでないものは処分するなど、

自ら動けるうちに色々整理していたと聞き、私は切なかった。

そんなことが出来る後輩の心の強さを感じた。

(・・・本当のところはたぶん私の推測を超える心の葛藤のなかにある

                               行動だったのだろうけど)

  

赤々と燃えるろうそくの長さ(命の長さ)は誰にも分からない。たとえ余命宣告をされた

重い病気になったとしても、宣告より何年も長生きしていらっしゃる方もたくさんいる。

こうして元気にしている私のろうそくも、もしかしたら、もう燃え尽きようとしている

かもしれない。   (そんなことは信じたくも無いことだけど・・・)

ろうそくの長さは、人には見えない・・・我が夫の時のように。

  

ろうそくの長さは 神様が決めるのだろうか。

何を基準に決まるのだろうか。

自分で変えられるのだろうか。

夫のろうそくは残りがあったのに灯だけが消えたのだろうか。

夫のろうそくに私が囲いをしてあげたら、灯は消えなかったのだろうか。

でも、見えないろうそくにどうやって囲いが出来るというのだ。

  

やっぱり [その人の寿命なんて誰にも分からない] ってことなんでしょう。

だからこそ、

 自分の寿命を考えて恐れるより、生かされている今この時を大切に・・・。

今、出来る事をやりなさいってことですね。

年齢を重ねて、経験を積むごとに生かされていることの重みを感じます。

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