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2009年11月 7日 (土)

夫の友人がお墓参りに

夫のお墓参りに行く車の中で、

<そうだ、去年の今頃だったんなー!そう、今日みたいに晴れのいいお天気だった>

            と、ある素敵な一日を思い出した。

                 ・・・confident

 昨年のちょうど今頃、夫の友人で私たちの結婚式の司会をしてくれたさんが

亡き夫のお墓参りをご夫婦でしてくれた。

・・・彼(亡き夫)の墓参りに行きたいから、お寺の場所と名前を教えてほしいと

メールをくれたのは昨年10月の終わり頃だった。

 そのメールを頂いた時、私は永平寺に納骨をする為の旅の途中だった。

  (納骨とは、17年前に亡くなった夫の父のお舎利様で、母のものはすでに

   収められていて、夫が生前、父のも収めてあげたいと言っていたので、

     今回はその為。)

永平寺に来ているまさにその時に、うれしい知らせ。

・・・私は、何かの力を感じた。

    ・ ・ ・

 Kさんは仕事の関係で現在海外にご夫婦で住んでいる。

夫の亡くなった時、それを知らなかった私は、日本の自宅にTELで知らせた。

お母様がTELに出られて、今海外に赴任していると知らされた。

 夫は下宿生活をしていた学生時代に急性盲腸炎になり、「下宿では大変でしょう」と、

さんのお宅で お世話になったので、お母様も夫の事はよく知っていて、

お母様が夫の突然の訃報に驚き、涙してくれた。

さんには伝えてくださると言うので、お願いして電話を切った。

・・・その夜、さんが海外からTELをくれた。

”大変だったね!、あなたは大丈夫ですか?”

”彼に(夫に)何も言わず、こちらに来てしまって、申し訳なかった!

                ・・・しかし、本当に信じられない”

 Kさんの声が温かかった。あの時、話した一言、一言が心に浸みた。

しばらくご無沙汰していて、ここのところ年賀状のやり取り位のお付き合いだったのに、

わざわざ海外から電話をくれた事に、私は本当に力づけられた。

 その翌日、速達でさんから、手紙が届く。

たぶん、インターネットメールでお母様のところに届けたのを、お母様が香典を添えて

送ってくださったのだろう。これもまた、心温まる手紙だった。

”彼が(夫が)突然逝ってしまったのは、お辛い事でしょうが、

         彼のあなたへの思いやりだったのではないでしょうか!

 少しでもあなたの悲しみを減らしてあげたかったのでは。

   彼の死は少し早すぎたけど、彼はぎりぎりまで精一杯生き抜いた・・・。”

抜粋するとそんな手紙だったと思う。

・・・その時、私にとって、TELと手紙がどんなにうれしかったか、

  言葉で言い表せないほどだった。

   ・ ・ ・

そのさんが日本に一時帰国するのでその時に夫のお墓参りをしたいと

申し出でてくださったのだ。もう、私はうれしくてうれしくて、

”駅までお迎えに上がりますので、御一緒にお墓参りさせてください。” と 

                                     こちらからお願いした。

それが昨年の今頃の話だ。

それからの私は、さんが来る日を指折り数えて待った。

亡き夫に、<後、何日で、さんが来るよ!>

      <後、3日でさんが来るよ!>

 <あさって、さんが来るよ!><明日、さんが来るよ!>と 毎日言っていた。

わざわざ、来てくださるさんご夫妻に、どんなおもてなしをしたらいいのだろう?

 亡き夫の大切なお友達だから、精一杯の感謝の気持ちを伝えたい。

夫がいたら、さんをきっとこんな所に連れて行くだろと思われる和食の食事処に

”景色のいいお部屋をお願いします。” と

お墓参りの後の昼食の予約を入れた。

   

・・・いよいよ当日!

駅で久々の再会に感動し、葬儀の際のお心遣いへのお礼を言って、

        私の車でお寺に向かった。

車の中では、夫とKさんが大学時代に所属していた吹奏楽部のコンサートのCDを

カーステレオで流した。これは、葬儀の時、同じく吹奏楽部に所属していた別の友達が

持ってきてくださったものだ。さんも大変懐かしがりながら、

”こんなに上手だったかなー!”などと言いながら、

当時(学生時代)の夫の様子をいろいろ語ってくれた。

夫の事を語る事が出来るのは、本当にうれしい。

  

・・・お寺に着くと、さんは自分で用意して来てくれたお線香と数珠を手に、

丁寧にお墓参りをしてくれた。

”学生時代から色々語りあい、僕にとって一番の親友であった君に、

   何も言わず、海外に行ってしまいご無沙汰して済まなかった。

 葬儀に参列出来ず、すぐに来れなかった、僕の不義理を許してほしい。”

                   ” ・・・安らかに・・・ ” と 合掌

感慨深げに、夫の戒名が書かれたお墓をしばらく眺めていた。

・・・<さんが来てくれたよ! よかったね!>

と 夫に声をかけ、

”不義理なんてとんでもない、さんには本当に支えて頂きまして、

 おかげさまでここまでやってこられました。本当に感謝いたしております。”

と、私はさんご夫婦に頭を下げた。

 お寺で、お墓参りを済ませ、昼食をご一緒していただき、

奥様ともに、いろいろなお話が出来て、素敵な一日となった。

四人がけの席だったから、空いている席にきっと夫も座っていて、私たちの話を聞き、

久々の友人との再会を喜んでいたことだろう。

  

 Kさんと私が初めてお会いしたのは、結婚式の打ち合わせに さんが当地に

来てくださった時だった。この時も駅に夫と私はさんを出迎えにいった。

離れたところに住んでいる二人の久々の再会に夫は

”よー!、久しぶり!”と 手を差し出し、さんと硬く握手を交わし、互いの肩を叩いた。

このスマートな再会に、私はとても感動したことを昼食の時、Kさん夫婦にお話しした。

そのこともあって、Kさんの奥さんが今回の別れ際に、

”あなた!握手でしょ!”と 言ってくれた。

”そうだね!” と さんは、

  

”これから、大変だけど頑張って!” と 

        私と握手をしながら、別れの言葉をくださった。

   

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